中古ThinkPadの魔力③(自作PC好きにとっての)
軽い気持ちで落札した中古のThinkPad X240、このノートPCをいじくるのが最高に楽しかったので覚書の意味も込めて記事にしておきます。
Lenovoの旧製品サポートの手厚さ
OSインストールにかかわるハードをいじった後にはWindows10を入れ、その後いろんなビルドインデバイスのドライバを順に当てていき、自動で当たらないものはネットで探してダウンロードして~というのがお約束だと思っていたのですが、Lenovoさんは気前よく最新版をまとめたパッケージとして配布しており、それを落としてきてあててやるだけで一発でなんとすべてのデバイスが認識されてました。すごい。
メーカー独自の管理ツールやドライバ・BIOSの最新化ツールもまとまっておりこれは便利。しかもまめに更新されているよう。BIOSも2013年発売のPCだというのに数日前に最新版が出ていて未だにサポートされているという…。
結局インストール作業はUSBに作ってあったWindows10のインストーラを食わせて、このパッケージをあてて起動するまで全部で20分弱といった感じ。うん楽だ~、なにこれ。
トラックパッド交換(失敗)
他のユーザさん達も口をそろえて使いづらい!!といっているすべてのボタンが1つになったパコパコパッドをx250以降のボタンの分かれたものと交換しようとAliExpressで発注(1200円くらい)し、2週間弱で到着。週末を待って作業してみました。
手順としては内蔵電源をOFFにしてから、裏蓋を開けて、内蔵電源を外して、SATAストレージとマザーボードも外してキーボードも外してというのが本来の方法らしいのですが、面倒くさいので内蔵電源を外して見えてきた段階で交換してしまいました。
事前の情報で、フレキの抜き差しがつらいとあったのですが、やはりそれなりにつらかったもののピンセットでぐっと押し込んで無事組み込み完了。
見た目まずまずで、噂の「浮き」も感じずいい感じに取り換える事ができたのでちょっぴり満足しつつ通電して動作確認…。
う、うごか~ん!!
デバイスとしても認識してない模様。トラックポイントを触っても動く気配なし。何度か開腹しなおして確認したけど同様。ググった結論としてはトラックポイントも一緒に死んでるのはフレキを破損してしまったみたい。ちゃんとキーボードまで外して丁寧にやらないとダメだったみたい。。トホホ。VAIOだったらここでゲームオーバーなんだけど、ThinkpadはFRU番号調べて通販サイトからパーツを購入可能!フレキ注文しました($3の割引効いて300円)早く届かないかな…とほほ。
Wi-Fi +Bluetooth 交換
これ、取り換える必要はほぼないんだけど、今積んでいるパーツ(intel 7260)を調べると、同じI/Fで9260という最新版が存在する事を知ってしまったのです。BTが4.0→5.0 Wi-Fiも867→1733とスペックアップしているのに1500円くらいで買えちゃう!と思わず購入。
しかし、ここでちゃんと調べていなかったのですが、LenovoはBIOSにホワイトリスト形式で許可するモジュール以外をはじくよう設定されていることが判明。モノが届く前に「こりゃだめだ」状態に(笑) x240の発売当時は9260なんてまだ出てないから当然ホワイトリストには含まれないですもんね。
これまた2週間弱くらいで届いたので差し替えて動作確認してみましたが、まんまとBIOSではねられるので、これはダメかな~。とオク出品用に袋に保存しました。
が! このBIOSをMODしてホワイトリストを除去してしまうという強引な手もあるようで、せっかくなのでチャレンジしてみようかとROMのライターを発注(笑) これまた中国ですが ツールは700円程度で入手できるので遊んでみようと思います。
更につづく。。
結局前回の状況からなにも変わってないどころか、タッチパッドも効かない状況になりむしろマイナス状態。この後またパーツが届いたらいじってみます。ホント楽しいなこれ。
ただ、現状の出費を合算すると・・・
- 本体 8000円
- M.2SSD 3100円
- FHD液晶 7000円
- パッド 1200円
- WI-FI 1500円
- フレキ 300円
- ライター 700円
合計で約21,800円か~ 実は結局バックライト付きのキーボードも発注しちゃった(3500円)のでもっと行くんですが(笑) 最初からその辺が組み込まれてるモデル落札した方が安かったんちゃうん?と思いますが、これだけ楽しめれば全然OKでしょうか。
まぁ、問題はこのPC何に使うかですかね~(笑)