中古ThinkPadの魔力②(自作PC好きにとっての)
軽い気持ちで落札した中古のThinkPad X240、このノートPCをいじくるのが最高に楽しかったので覚書の意味も込めて記事にしておきます。
ノートPCのイメージ
そもそも自力でちょっと変なパーツを選んでみたり、組み立てて失敗したり~というのを楽しむのもデスクトップPCを自作で組んでる理由の一つなんですが、これがノートPCになると、CPUや液晶画面、その他組込のパーツは交換できないのでBTOやモデル選択時にこれを間違えると後から自分ではどうしようもなくて、自力ではせいぜいメモリやHDD/SSDの換装程度(最近はこれもダメですが)。
勝手かもしれませんが、そんなイメージだったんです。実際VAIOのCPUグリスの塗替えや過去にはOCするためにパターンのブリッジ位まではやっていたりしますが、やっぱりHDDをSSDに変える以上の効果がある工作はできていませんでした。
購入時スペック
落札したX240。オークションで買ったものはこんな構成でした。
オークション時与えられていた情報はこれくらいで後は写真判断だったのですが、実はそんなにちゃんと見ていたわけではなく、まぁ動いてはいるみたいだからいいかな?OSはちょうどwin7Proのライセンスが1つ余ってるしあわよくばOS無しと言いつつ「確認用です」と言いながらOS入ってたりして~いやそれはないか…といった感じの流しっぷり。落札後に他の出品者のものを見るとどうもFullHDのものもあったんだ~と気づき「でも、数千円で落としたしまぁいいかな~」くらいの雑さでした。
実際届いたものは、想定したものよりも随分状態が良くて天板はやや汚いものの少しクリーナーで拭くと全然許容範囲だし、一番気になっていたキーボードのテカリは皆無(!)でした。業務用のリース落ち品なので、管理シールの張られていたであろう所だけ奇麗だったり、天板のLenovoロゴはメッキ?がハゲハゲだったりしてるんですけどね。想像するにちょっとしたバッチとかの処理を動かすために島の端にそっと置かれていたんじゃないかな?と推測(笑)
ここで、商品が届く前に発売当時に液晶の選択肢が複数あったことを知っていろいろ調べた結果 WXGA(TN)、WXGA(IPS)、FullHD(IPS)の設定があったことを知りました。どうも一番外れのTNを引いたっぽいな~と。で、その時に「x240 液晶」のワードで検索しようとするとオートコンプリートで「x240 液晶 交換」なる予測が出てきていてあれ?っと。
液晶パネル交換
ノートPCを買ってありえない(現実的ではない)と思っていたのがCPUの変更と液晶パネルの交換なんですが、1万円以下で交換用の液晶パネルがいろいろ売られてるんです。まじか~。しかも交換手順が公式の説明書でダウンロードまで可能。なるほど、ThinkPad信者がたくさんいるのは、こういうことなのか!と。
早速FullHD(IPS)パネルを購入し、交換してみました。実際に交換した方の手順記事や動画があふれていて事前に確認していたこともあってか、なんと5分弱で無事交換完了。めっちゃきれいです。本機の発売当時のWindows8.1なんかではスケーリングがいまいちで恩恵が薄かったようですが、Windows10はそこそこ対応できているので125%表示で捗ります。ホントは100%が大好きなんですけどデスクトップとピッチ数あわせておこうかと(4K27インチでも同様の125%で使用中)。
ブートSSD追加
この後、WWAN用/SSD(16GBとか当時はHDDのキャッシュ目的だった)が利用可能なM.2 2242 SATAのスロットに240GB のSSDを追加してブートドライブにしました。Transcendの240MBで問題なくインストールできました。やはり当時はめっちゃ高価だったSSDも4千円ちょいで購入可能。この、当時は大変だったり、交換がむつかしいと思われていたものをサクサク入れ替えできるのが自作好きにはたまらん感じ。
なんかこれ、しゅごいたのしい!(笑)
転がってた500GB のHDDを積んでは見たものの軽量化・低消費電力化のために外してしまおうかなやんだ末、なーなーで残すことに。
そして。。
まだまだいぢいじ出来そうなので、もうちょいいじってみることにしました。
とりあえず、WiFi+BluetoothのSoCに新しいのが出てるので取り換えてみるか~というのと、クッソ使いづらいタッチパッドをX250のものに交換してみようかと。天板とか気ボードをバックライト付きに変えてみようとかは余裕があれば。
パーツは中国から発送完了のお知らせが来てますが、ここからが長いのでまた今度!